朗読も個性を生かして楽しむのがコツ♪
今日は健康ボイトレでした。
前回さっと読んだ古事記の原文と現代訳を少し家で練習してきてもらい、前に出て両方のバージョンを読んでいただきました。
声の出し方はボイトレでしっかり鍛えます。
しかし、それぞれが持つ個性は重要視していますので、それを無理に変えることはしません。
重くしっかり読む方、さらさらと自然に読む方、どちらが正しい、間違いと言うことはありません。
どのような状況で読むかによっても変わってきます。
目の前の人に読み聞かせるのであれば、自然な感じで読むのが良いでしょう。
少し広いところで大勢の前で読むのであれば、ある程度の声量で、しっかり読むのが良いでしょう。
また原文と現代訳を読むのでも少し変えた方が効果的です。
原文は聞いたことのない言葉がたくさん出てきます。
一つ一つの言葉には言霊があり、歴史があります。
それを感じ取ってもらうためにも、少し格調を感じさせるように、厳かな雰囲気を出して読むと良いでしょう。
そうすれば読み手も気持ちが良いですし、聞いている方も意味は分からずともその世界にどっぷり浸ることができます。
今日は雰囲気を出すため、読み始める前に音楽も使いました。
いろいろ工夫しながら楽しんで読むことが上達への近道です。
健康ボイストレーニングは随時募集しております。
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